どちらが正解でしょうか?

突然ですが、どちらが正解でしょうか?

 

1、If it will rain tomorrow, let's cancel our picnic.

2、If it rains tomorrow, let's cancel our picnic.

(もしも明日雨ならば、ピクニックはやめよう)

 

未来のことを表すのが、

「Will」

そして、

「Will は Be going to に書き換えができる」

と習いましたよね?

ですから、上の問題は「明日(未来)」の話をしているから

 

正解は「1」 If it will rain tomorrow

 

では、ないんですね。

 

センター試験なんかにもよく出ました。

 

「条件や時を表す従属節は未来のことでも現在形」

なので、正解は「2」 If it rains tomorrow

 

・・・、と、だいたい受験の問題集には書いてありましたが、

 

 

そもそも「条件や時を表す従属節は未来のことでも現在形」って

要はどういうこと???

条件や時を表す従属節は未来のことでも現在形、とは要はどういうこと?

英語は基本的に、ひとかたまりが

「S V (主語・動詞)」

でまとまっています。

 

この「S Vのひとかたまり」を「節 (Clause)」と言うんですね。

 

「もし明日雨なら」「ピクニックやめよう」

 

このような場合、どちらの「」にも、SVを含んだ英文を作ります。

つまり、ここには2つ「節」があるんですね。

 

「もし明日雨なら」 → 節A

「ピクニックやめよう」 → 節B

 

そして、この文の場合は

後半がメイン(主)で、前半がサブ(従属)

とも考えられます。

 

難しい感覚の問題ですが、「もし明日雨なら」と「ピクニックやめよう」

どっちが主人で、どっちが従属する部下だと思いますか?

 

「ピクニックやめよう」がメインで、それを陰から「もしも明日雨なら・・・」と条件をつけて支えてあげている。

そんな関係が想像できませんでしょうか?

 

ということで、それぞれこんな風に呼んだりもします。

 

「もし明日雨なら」 → 従属節

「ピクニックやめよう」 → 主節

 

ですから、

 

時や条件を表す従属節未来のことでも現在形」とは、要は

 

節が2つあって、その中の「従属節」が時や条件を表していたら

未来のことでも現在形にする、という文法ルールのことなんですね。

ちょっとマニアックなので、よく入試などでも狙われました。

 

「あとで上司が帰ってきたら」「かけ直させますね」

「ご入金が確認できましたら」「商品を発送しますね」

「ニューヨークについてから」「アパートを探そうと思います」(それは無謀。8年前の私)

「雨が降ったら」「ピクニックはやめましょう」

 

これら、青の部分は全て従属節で、時や条件を表していますね。

でも、この青い部分、全て未来の話だけども、WillやBe going to をつけてはいけないのです。

 

 

受験生の頃は、そして、受験を教えた10年間も

「僕はそれを丸暗記していました!」

 

なんで?

と生徒に聞かれることもありましたが、

「そんなことは重要なことではない!とりあえず受験受かりゃいーんだ!」

 

と、言ってたわけですが、まぁ、だからしゃべれなかった・・・んでしょうね、きっと。

ニューヨークに行ったら。

 

さて、ではどうして、

「条件や時を表す従属節は未来のことでも現在形」なのでしょうか?

そもそも動詞に未来形なんてない!WillやBe going toは未来形じゃない!

Will や Be going to が未来形!という考え方をやめて

どういうイメージでネイティブは使っているのか?

 

ここを理解すると、きれいに解決します。

 

英語は「動詞を使って」その文がいつのことを言っているのか、あらわします。

例えば、

 

Write (書く)も、書いた、と昔のことを言いたかったら Wroteになったり、今書いているなら Be writingとなったり

で、これらを「時制(Tense)」と言ったりするのですが・・・

 

現在・過去・進行形・完了形

また、それらの複合技の過去進行形やら、大過去やらあるわけですが、さて

 

「動詞を使って未来を表すことって、そういえばできましたか?」

そう、答えは、NONE! ないんです。

 

英語の動詞に未来形なんてありません。

 

ですから、Will や Be going to を無条件に「未来形」なんて覚えこむのは、ちょっと違います

 

未来のことなので、無条件に未来形と考えて、If it will rainとしたのではないでしょうか?

でも、未来形なんてないんですね。

 

未来のことには、何でもかんでもWill や Be going to をつけなきゃいけない!

そう、私も頑なに信じていましたが・・・

違かったのです。

WillやBe going to doは、未来形じゃないならなんなの?

WillやBe going to doは、助動詞(助動詞相当)として、動詞を「助ける」存在です。

で、丸暗記ではなく、やっぱり「イメージ」が大事なんですね。

 

どんなイメージかというと・・・

 

Will ... 話し手が100%確信している

Be going to ... 今、〜する方向に向かっている

 

Willは絶対こうなるよ!と、100% 確信して未来のことを言うイメージ、

もしくは、100%、私はこうしますよ!という意志をあらわすイメージ。

 

Beは「イコール」のイメージ。〜ingは「ライブ感」のイメージなので、

Be goingで、私「イコール」「ライブ感を持って向かっていってます」のイメージ。

どこに向かっていってるのか、というとto doすることに向かってですね。

 

つまり、

Be going to doは、今自分は〜することに向かっていますよ → こうする予定になってるよ。

という、これまた「イメージ」なのです。

 

さぁ、それでは、表題の「If it rains」について考えてみましょう。

 

例えば、どうでしょうか?

 

「もし雨が降ったら」

ここに、Willを使うと

 

If it will rain

 

もし(不確定)、って最初にいってるのに、「俺は絶対に降ると確信してるよ!」

これはおかしいですよね?

あえて、日本語に直訳するなら「もし絶対に雨ふるよ!だったら」と、やや意味不明です。

 

If it is going to rain

 

これも、「もし、雨があとで降ることになってますよ!だとしたら」と、これまた意味不明。

 

現在形のイメージは、「たった今現在」ではなく、

「今も未来も過去も含んだ、ゆるい今、そういう状態」

ですから、

 

If it rains

こうすれば

「もしも、雨が降る、そんな状態だったら」

と、非常にしっくりきます。

 

そう、こうやってイメージでとらえると、結構つかめませんか?

「時や条件を表す従属節は、未来のことでも現在形」

などの文法項目も、イメージでとらえると、「使える」英語力が身につきます

 

ついでながら、It rainsの「It」

これも日本語にしづらいとされているのですが、

「状況全体を表す、It」です。

 

これも直訳はできず、

「イメージで想像してつかむ」

ことがとても大切になってきますね。

 

「○○ イメージ」などで、Google検索すると、結構出てきますから

このように、丸暗記ではなく、

 

直訳から抜け出して、イメージでつかむ

 

ことを目指してみると、英語がまた一段と楽しくなってきますよ!

 

Leon

 

2018.6.28

 

。。。。

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