
こんにちは!Shotaです。
花粉がひどく、優しい同僚に分けてもらった数少ないマスクをギリギリでやりくりしています。
先日電車で通勤中に、花粉のせいでマスクしたままくしゃみが止まらなくなってしまったのですが、コロナの人と思われたのか結構白い目で見られてしまいました。。
コロナも花粉も、早く収束して欲しいものです。
さて、今日は前回やったSVO( )のカッコの正体についてお話しします。
その前にSVO( )について簡単に復習をしましょう。
普通のSVOの文"I play soccer."に場所の情報を加えると、以下のようになります。
I play soccer (at the park). 私は(公園で)サッカーをする。
(S) (V) (O)
このように場所や時、頻度や程度について、( )をつけることで情報を付加することができます。
さて、この( )の部分は、実は「副詞」と呼ばれているものです。「副詞」は修飾語の一種です。英語には2つの修飾語があります。「形容詞」と「副詞」です。以下に違いを説明します。
【英語の修飾語】
①形容詞⇒名詞を修飾
例:beautiful mountain「美しい山」⇒名詞「mountain」を形容詞「beautiful」が修飾する。
※名詞を修飾する用法のほかに「叙述用法」という補語(C)になる用法もあります。
②副詞⇒名詞以外を修飾
名詞以外とは⇒動詞、形容詞、他の副詞、文・節全体などです。
この副詞が、SVO( )のカッコの正体です。早速、以下の例文で( )の役割について考えてみましょう。
I play soccer (at the park).の例で考えましょう。
(S) (V) (O)
副詞句(at the park/公園で)が動詞(play/する)を修飾し「サッカーを(公園で)する」という形になります。
I play soccer (at the park).
(S) (V) (O)
(on Sunday)が付けば「サッカーを(日曜日に)(公園で)する」(sometimes)が入れば「サッカーを(日曜日に)(時々)(公園で)する」というように動詞を修飾します。
I (sometimes) play soccer (at the park) (on Sunday).
(S) (V) (O)
“on Sunday”や” at the park”などは副詞句として文の中で働いています。
句というのはいくつかの単語が集まって別の品詞の役割をするものです。
この場合Sundayは「名詞」、onは「前置詞」ですが、合体して”on Sunday”になると、別の品詞「副詞」の役割を持つことができます!
これが「副詞句」というものです。
合体しておらず、一語だけの”sometimes”はただの「副詞」ですね。
Sundayだけだと「日曜」という名詞の意味しか持ちませんが、onを付けて“on Sunday”にすると「日曜日に」となり動詞「する」を修飾できるんですね。
つまり、( )でくくる副詞・副詞句は、無くても文が成立しますが、文に付加情報を与えることができるものです。めちゃめちゃ重要なので、たくさん品詞分解・音読をして、是非使いこなせるようになりましょう!
それでは、Have a great weekend!